サイコン要らず。スマホをポケットに入れて走るだけ。画面を消したまま、電池を気にせず、GPSで距離・速度・獲得標高を鉄壁に記録する。
自転車を買ったけれど、ひとりで走るのはなんだか続かない——そんな悩みも解決したくて、このアプリには「相棒」を住まわせました。
走った距離で相棒が育ち、日本中・世界中の旅路をいっしょに進み、名峰を登り、たまごが孵る。走るたびに、何かが積み上がる。
もちろん、誰かと走るのがいちばん楽しい。でも、ひとりの日のポケットの中で、このアプリが相棒になれたら嬉しいです。
スマホで一番電気を食うのは「画面」だ。その次が「地図の描画」と「データ通信」。普通のサイクルアプリは、走行中ずっと画面を点け、地図を描き続け、サーバーと通信し続ける——だから長く走るほどバッテリーがぐんぐん減り、モバイルバッテリー無しではロングライドを持たせられない。
ChariLogが走行中にすることは、たった一つ。GPSの座標(緯度・経度・標高・時刻)を、淡々と書き留めるだけだ。画面は消え、重い地図を動かすことも、データ通信もしない。地図データそのものを内蔵すらしていない。しかもGPSは衛星の電波を「聞く」だけの受信専用で、スマホからは電波を一切出さない(送信は電池を食うが、受信だけなら桁違いに軽い)。ポケットの暗闇で、自分の居場所をそっと受け取り続けるだけ。だから、こんなに電池が減らない。
| 普通のアプリ・画面ON | 普通のアプリ・画面OFF | ChariLog | |
|---|---|---|---|
| 画面 | 点けっぱなし | 消す | 消す |
| 地図の描画 | 常時 | 休止ではなく待機。点けば即座に取り直し+描画が走り、そのための常駐が裏に残り続ける | 座標のみ。Stravaに載せれば地図もルートも全部同じに出る |
| データ通信(4G/Wi-Fi) | 常時 | 裏で継続(同期・照会・解析) | アプリは走行中通信ゼロ |
| GPS | 受信+地図と併用 | 受信 | 受信だけ(主な消費源) |
| BLEセンサー(パワメ・心拍など) | 対応はアプリ次第(パワメ非対応も多い) | 同じ | パワー・心拍・ケイデンス・スピードBLEで全対応(BLEはボタン電池の規格=電池負担はごく僅か) |
| 電池の減り | 約15〜25%/h(半日持たない) | 推定7〜8%/h(通信と常駐が削り続ける) | 約4%/h(実測:Pixel 10a・BLEセンサー類無しで3.59%/h) |
| 12時間走ると(記録だけにスマホを使った場合) | 途中で尽きる(モバイルバッテリー必須) | 推定84〜96%消費=尽きるか、ギリギリ | センサー類無し実測ベース約43%=半分残して帰宅 |
画面を消して困らないのか?——走っている間、あなたが見ているのは前方の道であって、数字じゃない。必要な記録は、走り終えたあとで全部見られる。「走行中に画面は見ない」と割り切った瞬間、電池の問題は根こそぎ消える。それがChariLogの設計思想だ。ブルベや朝から晩までのロングライドでも、一日走るくらいなら電池は保つ(泊まりがけの距離だけ、途中で少し継ぎ足せば十分)。
「地図を描かず、座標を書くだけ」と聞くと、記録が物足りなく思えるかもしれない。でも、逆だ。世界中のサイコンも、Garminも、記録しているのはGPSの座標——緯度・経度・標高・時刻の、点の連なりだけ。地図やルートの線は、その点からあとで描かれるものにすぎない。
走り終えてStravaへ上げれば、あなたの座標からルートが地図に引かれ、距離も獲得標高も速度グラフも、全部そのまま再現される。「走行中に地図を描かない」ことと、「記録が完全であること」は、まったくの別問題だ。むしろ余計なことをしない分、座標は一点も欠けずに残る。
ChariLogが吐き出すのは、Garminと同じ世界共通のFIT/GPX。Strava・Garmin Connect・RideWithGPS——どこへ持っていっても、そのまま完璧に開く。
——そもそも、走りながらサイコンの数字を睨むタイプじゃないなら。正直、これ一つで、もう十分だ。高価なサイコンは、ここから先の「もっと」が欲しくなってから考えればいい。
高性能なサイコンを持っていても、機械は必ず壊れる。フリーズする。電池が切れる。ファイルが破損する。——ブルベやエベレスティングのような、13時間・27時間・40時間と積み上げる挑戦で、記録が一つ飛べば、その一日まるごとが消える。二度と戻らない。
ChariLogは、ポケットの中で完全に独立した「もう一つの記録」を回す。別の端末・別の電池・別のGPS。メインのサイコンが落ちても、スマホには全部のログが残っている。
そして、ここであの省電力が効いてくる。普通のサイクルアプリで二重に記録すれば、画面と地図と通信で二台とも電池が真っ先に死ぬ——保険どころか、両方沈む。だがChariLogは画面OFF・地図を動かさず約4%/h。一日中つけっぱなしでも、半分残して帰ってこられる。省電力だからこそ、二重記録が現実になる。入れて、忘れる。それだけで保険が完成する。
二重に録れば、あなたの一日は、一台の機械の機嫌に左右されない。
「自転車を始めるのに、なんで高いサイコンを買わなきゃいけないんだ?」——その一つの疑問から、ChariLogは始まった。
高性能なサイコンは5万も10万もする。ポケットには、GPSも高精度なセンサーも積んだスマホがあるのに。かといってスマホのサイクルアプリを使えば、画面と地図と通信で電池がみるみる溶けて、ロングライドの途中で真っ暗になる。
ある日、気づいた。走っている間、自分は画面なんて見ていない。見ているのは前の道だ。なのにスマホは、ポケットの暗闇で、誰も見ない地図を必死に描いて電池を燃やしている。馬鹿げている。——なら、画面も地図も通信も、全部やめればいい。ただGPSで位置だけを、静かに記録する。それがChariLogの原点だ。
だが、そこから本当の戦いが始まった。スマホ本体の節電機能が、ポケットで走っているアプリを勝手に終了させる。100km走りきって家に帰ったら、記録の半分が消えていた——そんな絶望を二度と起こさないために、記録を見張る仕組みを作り、止まっても自動で蘇るようにし、ロック画面には「本当に記録が続いているか」を絶対に嘘つかないように作った。動いていないのに「記録中」と表示する、そんな嘘は一つも許さなかった。
スマホと戦い込むほどに、思い知ったことがある。機械はいつか必ず裏切る——スマホも、そして、どんなに高価なサイコンも。フリーズし、電池が切れ、ファイルが壊れる。その日は必ず来る。だから私は、このアプリをもう一つの目にした。あなたのサイコンの隣で、ポケットの底から静かに世界を見つめ続ける、二人目の証人。ブルベの27時間も、エベレスティングの丸一日も、片方が黙り込んだ瞬間に消えていい記憶なんて、一つもない。二重に見ていれば、あなたの一日は、たった一台の機嫌に握られない。
数字は正直に。録れていない値を、それっぽく捏造しない。押せるのに何も起きないボタンは置かない。あなたのライドは、あなたのスマホの中に置く——記録にアカウントは要らない。データが端末の外へ出るのは、Stravaへの送信も含めて、あなたが自分で選んだときだけだ。正直であることだけは、絶対に譲らなかった。
そして、どうせ作るなら——一生をかけて挑めるものにしたかった。何年、何十年と走り続けて、それでもまだ登り切れない、走り切れない。そんな途方もない相棒を、あなたの隣に置きたかった。ゴールは、ある。ただ、辿り着くのに一生かかるだけだ。自転車乗りに、それ以上の贅沢があるか。
だから、走ることがただの記録で終わらないように。遊びこころも盛り込んだ。走った距離であなたは地球から月へ旅立ち、登った標高で宇宙の果てへ届く。あなたの一漕ぎ一漕ぎが、そのまま伝説になっていく。——そして、遠慮なんかするな。見せびらかせ。Stravaで、記念碑で、仲間の前で。どこまで行ったか、どんな山を獲ったか、胸を張って掲げろ。承認欲求こそ、ペダルを回す最強の燃料だ。称賛が欲しいなら、そのぶん、走れ。世界に、あなたの名を刻め。
— 銀狼 / SILVERWOLF
走った距離で、月まで。登った標高で、深宇宙まで。走るほど、259体の図鑑が満ちてゆく。——その、すべてに到達できるか。
道中に待つのは、走行距離で挑む 275の旅路と、獲得標高で挑む 346座の名峰。走って攻略する、クエストたち。すべて、実在の道と、実在の山。
259体とは——70のいきものと、仏・世界と日本の神々 189。走るほど、図鑑と御朱印帳が満ちてゆく。
その259体すべてに、輝くキラ版が眠る。集めきる寿命は、二倍。 🌈
このクエストは、始まったばかりだ。世界の誰も、まだクリアしていない。
世界中のローディへ告ぐ。最初にこの宇宙を走破する猛者は—— あなたかもしれない。
達成した順に、記念碑に名前を刻んでいきます。
一度刻まれた名は、記念碑から消えない。世界でただ一人、最初の走破者に——なれるか。
急がなくていい。毎日の1kmが、勝手に積み上がっていくだけ。人生をかけて挑め。